No.363への返信

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  • (銀黒)最後の罪(捏造最終回)

    最終回を脳内変換するとこうなりましたが、あくまでも私の脳内の産物でして…orz
    多分、ちがうなぁと思われる方がほとんどではないか、と。
    ザーギンとジョセフしか出てこないです。すみません。

    ======================================================
     ……きれいだ。と、ジョセフは呟いた。
     ザーギンのとなり、足元へ膝を折りその手は硬く結ばれ口元から小さな祈りの言葉が聞こえる。教会で育てられたジョセフが、敬虔な信徒であることは疑うこともなかったが、目の前で祈りを捧げる姿はただ純粋で、しばらくその姿にザーギンは目を奪われていた。サーシャの金色の髪より白く細い指先よりも、よく似た姉弟の目元よりも…ジョセフの浅黒い肌、バラバラの黒い髪からのぞく首筋に。
    「ジョセフ、お祈りは終わったかい」
    そっと、首へと手を伸ばす。チリッと刺すように指から伝わる。
    それは神の前で覚えてはならない欲望に違わなかった。
    「うん、すごいな。ザーギンはこんな立派な教会でお勉めをしてるのか」
    ステンドグラスのはめ込まれた天窓を見上げているジョセフの髪を撫でる。誘惑の蛇がザーギンの足元へと絡みつく。やがて抵抗する意思すらもぎ取られるように腕が、指先が、ジョセフの顎を捉える。唇をなぞり、口付ける、軽く幾度か啄ばみ、舌を差し入れる。ジョセフの顔を盗み見ると、瞳は閉じることなく大きく開かれたまま、ザーギンへと向けられていた。驚きのあまり抵抗する間もなかったのだろう。
    可哀想に…可哀想なジョセフ。
    「…あまり歌は上手くないんだ。だからね」
    かわりにオルガンを弾くんだよ、と。ザーギンは唇を離し言葉を続けた。
    ジョセフの見上げている神を同じ高さから見つめる。
    私達は神の前で最初の罪を犯したのだ、と。

     白く舞うのは、雪。
     互いの剣を撃ち合う音が、荒涼とした大地に溶けていく。ただひたすら防戦に回る所作は、やはりジョセフに違いないと確信する。片方の角も折れたまま、腹部には黒く傷跡が残る脆弱な悪魔、先ほどまで、彼の体にあった違う気配は消えている。
     踏み出す足元にゆっくりと落ちる雪の結晶を見る。すべての音は消え、色すらも消え去り、その中で青白い光だけが揺れている。ゆっくりと青白い炎の中から、こちらへと歩み寄る。その足元にも落ちる雪が、命の終わりを示すように解けていく。
    「さあ、我々の主の下に帰ろう。主は、我々を引き裂かれては癒し、我々を打たれては傷を包んで下さる」
    穏やかに声が、ザーギンの間合いへとジョセフが踏み込む、神の言葉を携えて。攻撃の意思はないことは明白だった。なんという甘さ、そしてその傲慢さ、ザーギンは剣を収めた。
    「我々は、主を知ろう。主を知る事を追い求めよう。主は曙の光の様に、必ず現れ、降り注ぐ雨の様に、我々を訪れて下さる」
    ジョセフの語る、聖書の一節は、ただ神を思い神を信じることのみを説く。愚かなる信仰にこそ救いをと唱える。ジョセフにこそ相応しい、彼の生い立ちを知れば誰もがみな思うだろう。
     これも神の意思かとザーギンは天を仰ぐ、どちらの神が正しいのか、ジョセフか、否。私は罪を背負い、世界を終わらせねばならない。悪魔へと転化したのはそのためなのだから…いつかはこの時が来ると分かっていた。どこかで望んでいたのかもしれない。この世界に二人だけ、そしてどちらかが選ばれることを。
     収めた剣をもう一度振り上げる。ところどころに枯草の巻きつく柱だけを残した廃墟の、床だった部分に触れた足から冷たさだけが伝わる。動くもののない静けさが支配する世界で、たったひとつ雪の結晶だけが、わずかに光を放ち揺れている。
     攻防は永遠の一瞬、切っ先をわずかに逸らし、牽制された隙に懐に差し込む。剣はジョセフのあばらを砕いたはずだ。そして胸へ、けれど剣は止まっている。ジョセフが切っ先を捕らえて、握りこんだ部分から砂となる。
     ジョセフの赤い目が見つめている。何かを乞うような目ではなく、何かを悟ったような目が、ザーギンを捕らえていた。幾度となく出会い、幾度となく別れ、ジョセフはザーギンのもとへひとつの答えを持ってやってきたのだ。
    「帰ろう、主の下へ…ザーギン」
    黒い悪魔の姿のまま、ジョセフがザーギンの前へ手を伸ばす。ジョセフが飲み込んだサーシャの願いは、過ちを正しすべてを無に帰すこと。ジョセフを取り巻いていた青白い炎は、荒れ果てた地へと飛び、やがて大地を焦がす。
    「…デモニアック達はお前の支配を解かれた」
    それはザーギンを凌ぐほどの力が、ジョセフに宿ったことを意味した。それでもジョセフはただ、ザーギンへと手を差し出すだけ、その手をザーギンがとることを祈り、信じて待っているのだろう。
     言葉のとおりにデモニアック達が、炎の巻く大地へと膝をつく、そのさまは祈りを捧げる姿に似ている。
    「そうか、君は…ならば私を倒し君が事を成せばよかったものを……君にはもう時間がない」
    ジョセフの飲み込んだイシスが、彼の滅びを司っている。
    「弱い者へと向けられる力など、真の力ではない」
    「私より強くなった君は、私に力を使わないと、ならば試させてもらおう。しかし、私に返り血を浴びさせるつもりなら無駄だ。君の血は私に触れる前に気化してしまう」
    ジョセフに残された時間はわずかだろう、けれど…ザーギンは新たに剣をとった。剣は一本だけではない、イシスなぞにジョセフを失わせるなど、許せることではなかった。ずっとこの時間を待ちわびていたのかもしれない。自分の手で、ジョセフの手で、どちらかが、どちらも、私達は終わらなくてはならないと、ずっと思っていたのだ。
     次の攻撃でジョセフは、きっと一寸も動かずザーギンの刃を受けるだろう。
    「主が我々を裁かんとしているのならば、主のために私が手を汚そう…君が出来ないのなら…」
    今度は確実に彼の心臓を狙った。突き刺す腕に力がこもる。
    確実な手ごたえが剣から、腕へやがて心臓へと伝わる。
    「もとより私は罪人。罪を背負うことにためらいは…ない」
    剣は胸を貫き、肩から切っ先を貫通させている。膝から崩れ落ちるように、ザーギンの胸へすがるように落ちるジョセフの腕を、ザーギンは肩で支えた。ジョセフの血が剣を伝い地に落ちていく。それでもまだ致命傷ではなく、ジョセフにはまだ息があった。
    「…ただ…伝えたかった…お前がなくしたものを」
    ゆっくりと化身を解かれたジョセフが、切れ切れに言葉をつむぐ。
    零れ落ちる血で唇を赤く染めて、それでもまだ何かを伝えようと蠢く。
    「残念だよジョセフ。それは自ら捨てたものだ」
    初めから自分は持っていなかったのだと、ザーギンは思った。ジョセフの持っている愚かしいまでの…だからこそ自分に託されたのだ、と。
    「さようなら、ジョセフ」
    まだ光を失ってはいない赤い瞳をもう一度だけ見つめる。あの日神へと向けられた、無垢なる魂の。ふっとジョセフの腕が、ザーギンの体を抱きしめる。もう力のない腕が優しく、そして暖かく。
    「…どうして伝わらないのだろう、ザーギン、俺は…」
    頬へ幾筋、涙は伝う。
    「…ただ、愛したいのに…それだけで人は生きていけるのに」
    ジョセフの口から多量に溢れ、血は流れ続ける。
    「………それが、人の愛なのだろう、ジョセフ」
    主の言わんとする愛ではなく、か細く、確かではない、人の愛。
    裏切られ貶められて、失い傷つけられても、なお、ジョセフが信じ続けている人の愛。
     どこかで違えた道は、けして交差することもなく終わるのだ。このままジョセフを失うこと、それを悲しいと思う心が、まだあることを初めて知った。
     青白い炎が揺れる荒野を見渡すと、哀れな悪魔達が解けていく様が見える。それはジョセフの命を依り代とした炎、やがてザーギンの化身も溶かしていく。尽きかけた炎がザーギンの膝で揺れている。
     …人の子が…栄光を受けるときが…来た…と。
    小さくうわごとのようにジョセフが呟いた。まるでそれを知らなかったというように、そしてやっとわかったのだというように。十字架に磔られたのは、ザーギンではなく、ジョセフなのだ。
     …そうか、これがイシスの力…
    それが終焉と再生の女神イシスの真の姿、そしてサーシャの残した最後の奇跡だった。
    「一粒の麦が地に落ちて、死ななければ、それはただの一粒のままである、しかし、もし死んだなら豊かに実を結ぶようになる…」
    ああ、とジョセフが頷いた。
    語り継ぐのは誰だろうか。やはりあの姉と弟なのだろうか。
    「人の子の罪を背負って…ともに行こう」
    ジョセフをかろうじて支えていたザーギンの膝が折れる。ザーギンの時間は、ジョセフに支配され、ともに終わりのときを迎えるのだろう。血でぬめるジョセフの手がザーギンに触れ、その唇を捕らえた。
    「…ジョセフ…」
    言葉の代わりに最初に犯した罪を重ねる。
    熱く、甘く、互いの血が混ざる。
    赤く赤く互いを染めていく。幾度も。

    …いつか、主の前で裁かれるまで。

    [363] hanage3 (2008/11/14 Fri 01:07)


    自己レス

    イシスの結晶が雪に見えたんだよ〜なので雪降らしてみました。
    微妙なものを投稿してしまった…ごめんなさい。

    [365] hanage3 (2008/11/14 Fri 09:18)


    Re^2: (銀黒)最後の罪(捏造最終回)

    あれ、この最終回、おいら(脳内で)見たことあるんですけど。

    純粋すぎるよジョセフ・゜・(ノД`)・゜・。

    [366] 九郎 (2008/11/15 Sat 07:09)


    Re^3: (銀黒)最後の罪(捏造最終回)

    九郎さん
    ありがとうございます!
    正直、うわあ。やっちまったと思っておりましたが…
    最終回はやっぱし、この二人の愛の結末を書いて欲しかったんですよ〜

    それから、本文、ちょこっと訂正してみました。
    そしてBGMはずっと沙耶の唄だったという。

    [367] hanage3 (2008/11/15 Sat 13:52)


    (銀黒)僕の神様(最後の罪のオマケ)

    最後の罪の後日談。
    ジョセフの幸せな結末を一生懸命考えた結果、姿は15のころに戻るのがいいんじゃないかと思った。そして眼鏡ザーギンに甘えるがいいよ。とか。

    ===================================================

     まぶたの裏側に光が戻る。暖かい手が頬に触れる感触、懐かしく優しい声が、何度も名前を呼んでいる。
    「ああ、やっと起きた」
    まぶしく落ちてくる木漏れ日、どこか懐かしい景色、そして自分の名前を呼ぶ声の主の姿に驚いた。
    「ジョセフ…ここは」
    「ああ、俺もわからない」
    まだあどけなさの残る顔が微笑む。ジョセフの姿はあの日、出会ったころの15のこどもだった。
    「ずっと、こんな感じ。芝生と花壇と植え込みと、他には何もないんだ」
    すっと彼の指が示す方向を見る。ジョセフがそう言うように一見したところ何もない場所のようだ。だから、ここがどこか分からないとジョセフが言う。
    「気づいたらここにいたんだ、ザーギンも」
    困ったような顔で笑う。15の姿にジョセフの心は、大人のままで残っているようだ。きっと、いや多分、とザーギンは確信を深める。それはジョセフだけではなく、自分自身も。
    「ジョセフ、君はずいぶん可愛らしい姿にもどっているのだけれど」
    「ああ、ザーギンも眼鏡だ。あと髪も長くはない」
    そうかとザーギンは呟く。一人分の距離を置いてジョセフが、ザーギンの隣へと膝を抱えて座る。
    「ここはきっと…」
    ジョセフは口ごもった。
    堕ちるのは、煉獄かと思っていた。自らの魂は救われることはないと、思っていた。けれどもこんなにも暖かな場所で目覚めて、戸惑っているのだろう。何もないけれど、こんなにも平穏な場所へたどり着いたことを。
    「ああ、私もジョセフと同じことを考えていたよ」
    そうだね、不思議だと。ジョセフの頭を撫でる。肩が一瞬震えて少しだけジョセフは、ザーギンの手に身構えた。ザーギンと同じく記憶は、そのまま残っているのだ。刺された胸の痛みをまだ、きっとジョセフは覚えているのだろう。それでもジョセフは、ザーギンに微笑みを差し出し、両手でザーギンの右手を握った。
    「…よかった、またザーギンに会えて」
    木漏れ日がキラキラとジョセフを明るく照らしている。
    「神よ、感謝します」
    額に手をかざし頭をたれる、ザーギンもジョセフのそれに倣った。感謝します。他の言葉も美辞麗句もなく、ただ感謝しますと、心から祈りを捧げたいと思った。こんなにも暖かい場所に彼を導いてくれて、そしてそこでもう一度出会うことを赦されて。
    「…荒れた手だ」
    取ることを赦された手は、がさがさとしていて、硬くて、少し冷たい。あのころと少しも変わらないジョセフの手を、今度はザーギンが両手で握る。
    「いや、これは…いつものことだ、いつもこんな…」
    ジョセフの頬が赤く染まる。
    「すこし冷たい…ジョセフ、ありがとう」
    こんな私のために祈ってくれて…とジョセフの手に唇を寄せる。
    「それは…自分のためだ…俺は…」
    ジョセフが立ち膝をつき、ザーギンへと両腕を伸ばす。一人分の距離は縮まり、その腕はおいでというようにザーギンを誘う。
    「失いたくはなかったんだ…」
    木々から落ちてくる光が、ジョセフの両腕に集まっている。キラキラと、それはまるで祝福の光に似ている。
    「誰かが…覚えていてくれたらいいと思っていた…それでも本当は誰かを失うのはもう…」
    光の源へとザーギンは頭を寄せた。そこにはジョセフの腕と暖かな体温があった。ふっと、彼の胸にずっとあったロザリオがなくなっていることに気づく。ああ、やっぱりここは…犯した罪と地続きの世界、けれど。
    「…感謝します」
    ジョセフの腕の中、ザーギンは祈った。
    「僕の神様、ジョセフ…」
    恥ずかしそうにその言葉を聞いているジョセフに、何度も祈りを捧げる。そしてジョセフは違うと首を振る。
    「俺は…神様なんかじゃない」
    「…どうして。君が神様じゃなかったら、天使かな、天使にしか見えない」
    ザーギンはジョセフの背中をそっと抱き返す。その背中に羽根がないか、確かめるように抱きしめた手で背中を探す。
    「…天使でもない」
    ふわりとジョセフがザーギンの膝へ降りてくる。瞳を閉じて、やがてそっと唇が触れる。
    「…こんな天使がいるわけが、ないんだ」
    困ったという顔をしていた。触れている手からじわりと暖かさではなく、もっと激しい熱が伝わる。
    「ジョセフ…」
    声が震えた。伝わったものが何か、すぐにわかったので、ザーギンは驚いて、いつだってそれを欲しいと思ってきたのは、罪深きは自身であったと思っていたから。
    「…俺は、ザーギン。俺はたくさんの罪で手を汚した」
    「だから、そんな自分に触れて、僕が穢れたと?違うよ。ジョセフ。僕が穢したんだ。真っ白な君を…奪って、めちゃくちゃにして、それでも君は…」
    …受け入れて、赦して、そして抱きしめてくれた…声にならない言葉で呟く。ジョセフの乾いた指先がたどたどしく、ザーギンの唇を辿る。その指先が、つたない言葉で欲しいと、くちづけが欲しいと、伝えるように。
    「優しいジョセフ。君に赦されるのは…これで2度目だよ」
    ジョセフの手を真似るようにザーギンは、彼の唇に触れた。ジョセフの指と同じ方向へ先を動かす。
    「ザーギン、俺は…」
    ジョセフが言おうとしているその先の言葉を促すように。
    「聞かせて…ジョセフ」
    ゆっくりとやがて確かな言葉で、ジョセフが小さくザーギンの耳元へ囁いた。
    「…ただ、愛し合いたいんだ」
    「ああ」
    「…ザーギン、キスして」
    「ああ」
    彼の言葉ひとつひとつに頷く。空から溶けてしまいそうなほどの眩しい光が、この不思議な場所を照らしている。ジョセフの胸に顔をうずめると優しい花の香りがした。言葉はとぎれながら続いている。
    「…ずっとこうしてほしかったんだ」
    「ずっとこうしていよう」
    「…ザーギン」
    「ジョセフ、僕の神様」
    ジョセフの手のひらに落ちる木漏れ日が、そこに悪魔の紋章はすでになく、まるで聖痕のようだと、ザーギン思った。

    [368] hanage3 (2008/11/22 Sat 22:41)


    ・゜・(ノД`)・゜・。

    きっとふたりはいたわり合いながら歩いていけるお。
    ふたりは幸せになれるお。そう思えるのがうれしいな(つД`)。

    [369] 九郎 (2008/11/23 Sun 07:24)


    Re^6: (銀黒)最後の罪(捏造最終回)

    ひっそりと投下したオマケに感想が!
    九郎さん、ありがとうございます!
    出合ったころの姿に戻って、ジョセフに平穏な日々をすごして欲しいなぁと、
    ザーギンはどこに行ってもジョセフがいれば、幸せなはずですね。

    [370] hanage3 (2008/11/24 Mon 06:54)


    泣きました

    暫くネットを離れていたらこんな素晴らしかSSが!
    目頭が熱いですよ、本編とおまけに違う泣き要素が…ジョセフ健気すぎる
    ジョセフが誰かに甘えることができたらいいのにと思っていたので本当によかった

    [371] yotsubishi (2008/11/24 Mon 12:56)


    Re^8: (銀黒)最後の罪(捏造最終回)

    yotsubishiさん

    ジョセフが報われることがあってもいいのに…と常々思います。あんな健気でええ子はいませんよ!
    拙作ですが、読んでくださってありがとうございました。
    泣けたとは…とても嬉しいお言葉でした。

    [372] hanage3 (2008/11/24 Mon 22:02)