(銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含)

まじめな考察ではありませんよ〜!!
ザーギン様の正しい包帯の使い方。用意するものは子ジョセフと大人ジョセフです。
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陽だまりの中の睦言は、草いきれの匂いがする。
広い建物の片隅、物置の一室で、ふしだらな行為に耽るのは、まだあどけなさの残る少年と、青臭いという表現にふさわしい青年、窓に小さく見える教会の十字架は、彼らの目には入らない。
「あっあっ…もう、もうイっちゃうよ」
声変わりの済んで間もない声が、ことの終わりを告げる。青年の手に握りこまれたそれは、すでに彼の手を粘液でぬらし、快楽の出口をパクパクと開閉させている。
「だめだよ、早すぎるよ、ジョセフ」
子供をなだめるような優しい口調だが、ジョセフが解放されることをよしとせず、たしなめる。
「だって、ほら、僕がまだだ」
手が止まり、大きく膝が割られる。抱えあげられた体の真ん中に奇妙に繋がっている部分がある。そこをさらに見せ付けるようにジョセフの体を曲げた。
「あっ……苦しいよ…やっ」
体位が変わることによって、不自然な場所にねじ込まれたものが、さらに奥へと押し入ってくる。
「…よく見てごらん」
根元まで飲み込んだ赤い肉の淵がめくれあがっている。それだけを見ると痛々しいが、ジョセフの性器は萎えず、まだ起立し、懇願するほどにそこは張り詰めていた。
「……もっ…もう、ザァー…ギン」
「…まだ、まだだよ」
白衣のポケットから、ザーギンは包帯をとりだした。
「ジョセフがもっと楽しめるように、ここを縛っておいてあげよう」
柔らかな優しい口調だが、反論を許さない声で、ザーギンは彼と彼自身を戒めた。浅黒い皮膚に真っ白な包帯が映えて、それはこの秘密の行為を増長させるように淫靡で美しかった。自ら手を添えて扱きあげるが解放を許されず、しまいには、その腕の自由さえも奪われる。気の遠くなるような出口のない快楽に、怖いと言ってジョセフが泣き出した。
「大丈夫、僕が見ていてあげるから。ほら、動いて」
腹の上にジョセフを座らせ、下から突き上げると意思に反してジョセフの体は動いてしまう。腕を戒められ、つかまる場所も失ったジョセフが、淫らに腰を蠢かせている。
「いい子だ、いっしょに…ジョセフ、いっしょにだよ」
ザーギンの声にも次第に熱が入る。ジョセフよりもずっと雄弁な彼の言葉は、耳元に届く愛撫のようだった。そんないやらしいことを、どうして言葉にできるのだろうと。本当はいけないことなのだと、知らないわけではない。
「まだ、いっしょに出したことはなかったね。いつも君が先で。君の中はまだ震えていて気持ちいいのだけど…でもね、いっしょだともっといいよ。教えてあげよう。ほら」
最後の段階までジョセフの中で育ったそれをさらに奥へと潜らせる。ザーギンはジョセフを縛っていた戒めを解いた。
「…うぁっあっ…あっ…ふっ…」
待ちに待った解放にジョセフの体が震えていた。彼の中がビクビクと蠢いているのがわかる。それはいってもいっても終わらないというように、自身の射精が終わっても続いていた。うっとりと細められた目、半開きになった口元からは細く唾液が垂れている。
「きみはいくときに、僕をいっぱい締め付けるんだ。今日はたくさん我慢したみたいだから、すごかったよ。ずっと震えていて、僕を離さない」
悪魔のように愛おしい。ザーギンの思い人は彼の姉であったけれど、肉の欲望を抱かせるのは、なぜかこの弟のほうだった。
「すごい濃いのが、おへそに溜まってる。僕も君に負けないくらいのを、中にいっぱい出したから…」
たっぷりとくぼみに残るそれを指で掬い上げ舐めてみる。
「…大変だ、きみが女の子だったら孕んでしまうね…ぼくのこども…」
若いそれは苦く、ひどく青臭い匂いがした。同じものが、ジョセフの体の中を濡らしている。奥まで届くようにたっぷりと放ったので今もそこから溢れ、ジョセフの下肢をぬらしている。
「…ぁうっ…ぁっ…ザーギン、俺」
「ん、どうしたんだい、ジョセフ」
足らないとか細い声が告げた。もっと、と。もっとして欲しいと。もともと淫らな性なのだろう。あの明るい空の下でも、この子にはどこか昏い影が差していた。
「いいよ。でも今度は目隠しをさせて…」



……やめてくれ
「それを踏み潰して不能にするなら、構わない」
這いつくばるジョセフに少しだけ昔の面影をみていた。そうやってすぐに誰かの手を汚させるのだ。そしていつまでもその罪を手放そうとしない。それがいかに傲慢なことか気づかない。
「…ジョセフ、それは君が解放されたいのと、変わらない」
あの日のように快楽をねだることと同じ。
「ジョセフ、君はいつも自分の正しさを通そうとする、それは…私と変わらないことに気がつかないのか」
素足にふれるそこは、少しの刺激にさえ反応して硬さを増す、ずっと触れていなかったのだろう。自涜すらも忌まわしいと憎んだのだろう。
「…ザーギン、俺は…ただ…」
「ただ…私を止めたい…か、それは何のため、だれのため、そこに君の本当の意思は存在するのか…」
包帯が解け、素足がさらけ出される。彼の目の前には悪魔の紋章が見えているはずだ。腕だけなく、ザーギンには足にもその紋章が現れた。それはまるで十字架に掛けられた神の子のように。
「…あの日の続きをしよう、ジョセフ」
ジョセフのもとへ膝をつく。そして彼の体を抱きしめた。逃げられないようにきつく、四本の触手をジョセフの四肢に絡め、完全に自由を奪う。
「君が長く楽しめるように…」
包帯を拾い、すでに半分勃ち上がり始めている彼自身の根元を縛った。ジョセフはただ目を見開いてそれを見るだけしか出来ない。今にも泣きそうな顔をしていることさえ、あの日と同じだ。もう子供ではない体、肩幅も胸板も厚く大人の男の体になった。そしてジョセフのファルスは、とても大きくそして、美しい形をしている。
「さて、ジョセフ。私はね、君の中にもう一人の私を作る力も得たのだよ」
膝を割り、大きく開かせる。ジョセフはそこから顔を背けた。寄せられた眉根から憐憫がにじむ。
「…私の子供を孕んでくれないか、ジョセフ」
淫蕩な快楽から生まれる悪魔の子を…

[256] hanage3 (2008/10/02 Thu 19:36)

[256] (銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含) hanage3 2008/10/02 Thu 19:36res
┗[257] 自己レス hanage3 2008/10/02 Thu 19:42
┗[258] ダブルすげぇ! wald 2008/10/02 Thu 21:02
┗[259] Re^3: (銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含) 九郎 2008/10/02 Thu 21:21
┗[275] Re^4: (銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含) hanage3 2008/10/07 Tue 13:04
┗[283] Re^5: (銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含) イーゴ 2008/10/08 Wed 12:29
┗[286] Re^6: (銀黒)ザーギン様の包帯についての考察(注:ショタ含) hanage3 2008/10/08 Wed 22:31